大学受験を有利に進めるための英単語の完成時期や、意外と重要な学校のテスト対策、日本史の効率的な進め方について、現役生と先生の対談形式で掲載します。塾生に11月に公開したものを再編集したものです「英語の音読やタイマー活用術など、今日から試せる具体的なノウハウを公開。
- 1600語レベルまで完璧にすれば長文読解が劇的に楽になる
- 高3の夏休み以降は周りの追い上げが激しくなるため、早めの貯金が不可欠
- 理想は高2の冬〜高3の春先までに基礎を固めること
- 学校のテスト範囲(文化史など)を一度しっかりやっておくと、受験勉強時の負担が激減する
- 特にカリキュラムの早い私立高校生は、日々のテスト対策がそのまま受験対策に直結する
今回は雲雀丘高校の生徒との話です。
【先生】
これ、前に一回聞いた話かもしれないけど、もう一回教えてくれる?高校2年生の11月に戻れるとしたら自分にどんなアドバイスをする? やっぱり学校の勉強をちゃんとやっておくとか、単語をやっておくと全然楽になるとか。なんで楽になると思う? 単語はどのレベルまでやったらいい?
【生徒】
「英単語ターゲット1900」とかをやったら1600までを早く覚える。正直その後の単語がわからなくても、普通に長文が読めるようになるんです。だから1600を終わらせていたら結構楽かなと思います。
【先生】
高校2年生の今頃(12月)までには、1600語レベルは覚えておく感じ?
【生徒】
僕は高校3年の夏休みが始まるちょっと前ぐらいに最後(1900)まで単語が終わりました。夏休みに入る前に終わらせたかったから結構詰めたんですけど、単語を覚えるのがしんどかったですね。
【先生】
ずっと言ってたもんな、俺も。「夏休み前に単語終わらせなさいよ」って。
【生徒】
結構しんどかったですけど、やっぱり早めにできるんやったら終わらせた方がいいですね。3年生になる時には絶対終わらせた方が楽ですし。後から入ってくる子たち、A君、B君とか、あいつら追い上げがエグいじゃないですか。やってやるぞって感じで来るから、やっぱりそれ見てると焦るし。
【先生】
確かにそうやな。じゃあ、英文法はどうしておけばよかったと思う?
【生徒】
長文のための文法なのか悩みますけど、いつもやってるような文法問題集はちゃんと仕上げておきたかったです。普通に文法の問題が解けるぐらい、中級レベルなら十分じゃないですかね。
【先生】
社会はどうですか?
【生徒】
社会は最近めっちゃ感じてるんですけど、学校のテストって範囲が決まって出されるじゃないですか。そこを1回ちゃんとやっておけばよかったなと。例えば今から僕たちは「文化史」に入るんですけど、学校で1回やってたらもうちょい楽やったやろうなと思います。
【先生】
でも私立高校はカリキュラム終わるのが早いもんな。公立は卒業式手前まで終わらないけど。
【生徒】
そうですね。だから私立の子は、学校のテストに向けてしっかり勉強してたら、その分だけ受験は得やと思います。日々ちゃんとやってたら、後でこうやって焦らなくていい(笑)。
【先生】
周りの子を見てて「この勉強法は失敗してるな」って思うことある? 名前は出さなくていいけど(笑)。
【生徒】
Dくん(元塾生)が、一問一答を7時間ぐらいやってて…。アウトプットするのは大事ですけど、やっぱり量があるし。僕も日本史やってて気づいたら2時間経ってるとかたまにあるんで、最近は勉強する時にタイマーを使ってます。「これは何分ぐらいでやる」って決めた方が効率的にもいいかなと。
あと個人的には、一問一答より過去問だと思ってます。一問一答はずっと同じ形式だけど、入試はその形式で出ないから。
【先生】
なるほどな。じゃあ英語の長文の練習の仕方はありますか?
【生徒】
やっぱり本当、「音読」ですね。先生に音読のやり方を教わってから、授業終わって時間あったらその日に1回読んで、次の日に1回読んで…って復習するとめっちゃ楽でした。ちゃんとした訳をしてから音読ですね。
【先生】
最後、英語に「解き方(テクニック)」ってありますか?
【生徒】
ないと思います(笑)。よくみんな「解き方がある」って信じるじゃないですか。後ろから見るとか選択肢読むとか、それぐらいしかないと思います。
