一般入試入試について
最近、生徒から色んな入試について質問を受けるようになりました。
その質問から受験生が気になる箇所をまとめていきます。
どのような入試方法があるのか?
入試方法は主に
- 一般入試
国公立は前記、中期、後期の日程がある。私立は一般入試と共通テスト利用、外部試験利用がある。関西では2月に受験の本番を迎える大学がほとんど
- 学校推薦
学校の評定平均を使用して受験をする方式。準備期間が長いのでコツコツと勉強を出来る人が向いている。
- 総合選抜
AO入試と言われていた方式。書類、面接、志願者の学力、大学で何を勉強したいかの目的意識、学力以外を測る。10月出願が平均的。安易に受験をすると一般入試に間に合わなくなる可能性があるので注意。
以上の3つが主流です。今回は一般入試に焦点を当てて見ていきます。
入試の王道。一般入試
皆さんが入試と思い浮かべるとまず初めに考えるのが、学力で合格を決める一般入試です。
学力試験を実施してからの入学なので、大学の勉強やその後の勉強などに対する考え方などが養われます。
募集人数
良いところ
・募集人数が一番多い
・私立大学は併願を見越して募集人数以上に合格者を出す
・合格者数は変わっていないが、志願者数は年々減少している
悪いところ
・募集人数が多いので、特になし
受験方法
良いところ
・過去問などが豊富。対策が立てやすい。
・関東と違い関西は大学ごとに問題が違うだけ。過去問演習をする労力が関東より低め。
・1月に過去問の点数で合格できるか、出来ないかが分かる。
悪いところ
・学力重視。その他の判断材料は考慮されない。
・学力を上げる為に勉強をしないといけない。
・国公立は共通テスト対策と志望校の2次対策をしないといけない。
一般入試は合格最低点などが大学の講評やHPに公表されています。関学は問題の点数、中央値も公表してくれています。
赤本を使って何度も演習が出来るので対策は一番しやすいです。
個人的には受験者数が減っているので、しっかり対策をして勉強すれば一番受かりやすい方式だと思います。
倍率
良いところ
・倍率は毎年安定はしている。
・メインキャンパス以外は倍率が低いので狙い目。
・出願日ギリギリまで大学のHPを見て出願状況と倍率を見比べれる。
デメリット
・中期、後期は前期と比べると倍率が多い傾向にある。
・新しく出来た学部は倍率が変動しやすい。
・世の中の情勢に左右されやすい。
・実質倍率をチェックする(受験者数÷合格者数)
人気学部、メインキャンパスを志願するよりも就職を見据えた大学、学部を選んだ方が良いです。夏休みぐらいに結構な数が総合選抜や学校推薦を選択するのが近年の流行です。
その為、難関大の倍率は毎年低下しています。
逆に中堅大学は倍率が上がっています。
まとめ
一般入試は根気よく勉強をしないといけない方式です。その為早く合格を決めたい人には合っていません。
でも、たった数ヶ月の為にその後の何十年もの利益を捨てるのは良い選択とは思えません。
一番しんどい道が実は、成功率が一番高い道の場合があります。一般入試はその考えに当てはまると思っています。
大学毎の対策は必要ですが、学習塾毎に対策を立ててくれているので受験生の皆さんは先生の言うことをしっかり聞いていれば良いです。
塾に行っていない人は、絶対に各大学のオープンキャンパス、個別面談に応募しましょう。入試課に問い合わせしたら案内してくれます。
最適な志望校と受験生スケジュールを立てることが大切です。