2026年度入試の出願締切がいよいよ明日1月8日に迫っています。現時点(1月11日)での志願者確定前の数字が出揃いました。

全体的な傾向としては、昨年の42,670名に対し、現在は41,462名と前年比で約2.8%の微減となっています。(追記:1/7の時点で前年比を超えました)

現在出願期間中(1月8日消印有効)であるため、今年度の数値は最終的にこれより増加します。そのため、現時点では多くの学部でマイナス(減少)となっていますが、一部の学部では既に前年度の最終数を上回る(増加)動きを見せています

1/11時点

学部 2026年度
志願者
2025年度
志願者
増減数 状況
神学部 379 300 +79 増加
文学部 4,494 4,497 -3 減少
社会学部 3,733 3,443 +290 増加
法学部 5,151 4,818 +333 増加
経済学部 6,457 6,213 +244 増加
商学部 4,693 4,288 +405 増加
政策学部 2,636 1,908 +728 大幅増
文化情報 1,170 1,315 -145 減少
理工学部 9,558 9,626 -68 減少
生命医科 2,270 2,171 +99 増加
スポーツ健康 1,241 1,145 +96 増加
心理学部 1,128 990 +138 増加
グロコミ 710 776 -66 減少
グロ地域 1,488 1,180 +308 増加
14学部合計 45,108 42,670 +2,438 増加
[cite_start]

※2026年1月9日時点の入金確認ベース [cite: 1, 2, 4]

1/7 状況

1/9 状況

【総合】増加率ランキング Top 5

(学部全体としての人気の勢いを示します)

順位学部今年度 (1/9)前年度 (最終)増加率
1位政策学部2,636名1,908名+38.2%
2位グローバル地域文化学部1,488名1,180名+26.1%
3位心理学部1,128名990名+13.9%
4位商学部3,837名3,484名+10.1%
5位社会学部3,733名3,443名+8.4%
(参考)スポーツ健康科学部1,241名1,145名+8.4%

※社会学部とスポーツ健康科学部は僅差ですが、出願者数が多い社会学部を5位としています。

1. 文系への極端な偏り:Top 5を文系(特に国際・社会科学系)が独占しています。理系でランクインしたのは学科別5位の「医情報学科」のみです。

2. アメリカコースの異常値:グローバル地域文化学部アメリカコースの**+82.9%**は、全学の中でも突出した数値です。昨年の倍率や合格最低点を参考にするのは危険な水準です。

3. 社会学部の二極化:社会学部全体が5位に入っていますが、その中身は「社会福祉学科(+45%)」と「産業関係学科(+27%)」が数値を押し上げており、一方で「社会学科」は減少(-17%)しているという、学科間の人気格差が非常に激しいのが今年の特徴です。


2026年度 同志社大学 志願者速報(1月9日時点)の分析

1. 「穴場」への駆け込みが鮮明に

1月7日から9日の2日間で、これまで「狙い目」とされていた不人気学部・学科への猛烈な駆け込み出願が発生しました。

グローバル・コミュニケーション学部(中国語コース)

    ◦ 1/7時点では「大幅減」の穴場でしたが、この2日間で約10%(173名→190名)急増しました。

    ◦ ついに昨年の最終数(185名)を突破しました。

文化情報学部

    ◦ 2日間で +6.3%(1,101名→1,170名)と高い伸びを見せました。

    ◦ ただし、昨年の最終数(1,315名)と比較すると依然として -11% の水準であり、全学部の中では唯一、明確に競争率が緩和されている学部と言えます。

社会学部 社会福祉学科

    ◦ 1/7時点ですでに人気でしたが、さらに加速し +6.6%(801名→854名)増加しました。

    ◦ 昨年の最終数(589名)に対して +45% という異常な増加率となっており、今年の入試で最も難化リスクが高い学科の一つです。

2. 学部別・対前年度比ランキング(激戦 vs 緩和)

昨年の最終志願者数と比較した、1月9日時点の状況です。

【激戦注意】すでに昨年を大きく超えている学部

これらは倍率上昇が確実視されます。

1. 社会学部 社会福祉学科145%(854名/前年589名)

2. 政策学部138%(2,636名/前年1,908名)

    ◦ 全学部中で最も勢いがあり、非常に厳しい戦いが予想されます。

3. グローバル地域文化学部126%(1,488名/前年1,180名)

4. 心理学部114%(1,128名/前年990名)

5. 商学部110%(3,837名/前年3,484名)

6. 社会学部(全体)108%(3,733名/前年3,443名)

7. 法学部107%(5,151名/前年4,818名)

【標準】昨年並みの学部

ほぼ昨年通りの競争率に着地しそうです。

経済学部104%(6,457名/前年6,213名)

スポーツ健康科学部108%(1,241名/前年1,145名)

    ◦ 理系の中では人気を集めています。

生命医科学部105%(2,270名/前年2,171名)

文学部100%(4,494名/前年4,497名)

    ◦ 全体では昨年並みですが、英文学科(1,628名/前年1,766名)は減少しており狙い目だった可能性があります。

【緩和】まだ昨年を下回っている学部(狙い目)

全体が増加する中で、相対的に広き門となる可能性があります。

1. 文化情報学部89%(1,170名/前年1,315名)

    ◦ 駆け込みはありましたが、まだ昨年に届いていません。文系・理系問わず最大のチャンスです。

2. 神学部90%(759名/前年846名)

    ◦ 依然として1割減の状態をキープしています。

3. 理工学部99%(9,558名/前年9,626名)

    ◦ ほぼ昨年並みまで回復しましたが、文系の過熱ぶりに比べれば落ち着いています。特に機械システム工学科(-187名)などは昨年割れの状態です。

3. 理工学部の学科別動向(詳細)

理系最大規模の理工学部は、学科によって明暗が分かれています。

狙い目(減少傾向):

    ◦ 機械システム工学科:1,302名 → 1,419名(前年1,530名) ※まだ前年を大きく下回っています。

    ◦ 機械理工学科:1,019名 → 1,120名(前年955名)※こちらは逆に前年比増で激戦です。

人気化(増加傾向):

    ◦ 情報システムデザイン学科:985名(前年1,134名)※数自体は減っていますが、1/7→1/9の伸びが大きいです。

    ◦ 環境システム学科:527名(前年510名)※前年超え。

4. まとめ

1月9日速報から読み取れる最終結論は以下の通りです。

文系学部は「超インフレ」状態:政策、グローバル地域文化、社会学部(特に福祉)は、過去数年で見てもハイレベルな競争になります。

理系は「微減〜横ばい」:理工学部や文化情報学部は、文系学部に比べれば穏やかな志願状況です。

最後まで「穴場」として残ったのは文化情報学部神学部、そして文学部の英文学科あたりでしょう。グローバル・コミュニケーション学部(中国語)は最後の2日間で埋まってしまいました。

当塾の出願状況

ほぼ全員が英米学科、経済学部、文化情報、社会学科、政治学科に出願しました。今年もある程度は出願人数が少ない学部=合格最低点が他学部と比べてたら低い、と予想される学部に出願は出来たと思います。

経済学部は穴場ではないのでは?と思われますが、今年は合格最低点は下がると予想しています。

下記の記事は塾生に公開していた記事です。パスワード保護を解除しました(1/14)

今年は社会学部社会学科、経済学部、英米学科がおすすめ

下記は穴場になるであろう学部と難易度が上がる学部予想です。参考にして下さい

1. 【大穴】社会学科(狙い目)

社会福祉学科とは対照的に、看板学科である社会学科は大幅に志願者を減らしています。

状況: 全学部・全学科の中でもトップクラスの減少率です。

データ: 今年度 844名(前年度最終 1,017名)

対前年比: 約83%(-17%)

分析: 社会福祉学科や産業関係学科に受験生が流れた結果、例年になく競争率が下がる「逆転現象」が起きている可能性が高いです。

2. 【激戦】産業関係学科(要注意)

社会福祉学科と同様に、今年は非常に人気が高まっています。

状況: 昨年より大幅に増加しており、難化が予想されます。

データ: 今年度 952名(前年度最終 749名)

対前年比: 約127%(+27%)

分析: 昨年よりも200名以上増えており、社会福祉学科と並んで今年の社会学部の倍率を引き上げている要因です。

3. 【標準】メディア学科・教育文化学科(昨年並み)

この2学科は、昨年の最終志願者数とほぼ同じ人数で着地しそうです。

メディア学科

    ◦ データ:今年度 564名(前年度最終 567名)

    ◦ 対前年比:99.5%(ほぼ変わらず)

教育文化学科

    ◦ データ:今年度 519名(前年度最終 521名)

    ◦ 対前年比:99.6%(ほぼ変わらず)

社会学部まとめ(1月9日時点)

社会学部内で明暗がくっきりと分かれています。

避けるべき(激戦):社会福祉学科(145%)、産業関係学科(127%)

標準的:メディア学科、教育文化学科(約100%)

狙い目(チャンス)社会学科(83%)

もし社会学部の中での出願を検討されているのであれば、**「社会学科」**が最も合格の可能性を広げられる選択肢と言えます。

学部 学科・コース 日程 2026
志願者
2025
志願者
前年比
神学部神学科全学部9668+28
個別283232+51
文学部英文学科全学部609697-88
個別1,0191,069-50
哲学科全学部216221-5
個別352315+37
美学芸術学科全学部201170+31
個別281219+62
文化史学科全学部419427-8
個別585546+39
国文学科全学部336349-13
個別476484-8
社会学部社会学科全学部165202-37
個別679815-136
社会福祉学科全学部13694+42
個別718495+223
メディア学科全学部134142-8
個別430425+5
産業関係学科全学部8366+17
個別869683+186
教育文化学科全学部133146-13
個別386375+11
法学部法律学科全学部1,6411,486+155
個別2,4632,290+173
政治学科全学部274276-2
個別773766+7
経済学部経済学科全学部2,2702,233+37
個別4,1873,980+207
商学部商学科
総合コース
全学部1,1791,052+127
個別2,6582,432+226
商学科
フレックス
全学部252254-2
個別604550+54
政策学部政策学科全学部647447+200
個別1,9891,461+528
文化情報
学部
文化情報
学科
全学部459517-58
個別711798-87
理工学部インテリ
情報
全学部413466-53
個別346380-34
情報
システム
全学部502575-73
個別483559-76
電気工学科全学部373316+57
個別349299+50
電子工学科全学部577520+57
個別464386+78
機械
システム
全学部777857-80
個別642673-31
機械
理工
全学部592513+79
個別528442+86
機能分子
生命
全学部600841-241
個別508574-66
化学
システム
全学部481530-49
個別434461-27
環境
システム
全学部512499+13
個別450425+25
数理
システム
全学部266254+12
個別261256+5
生命
医科学部
医工学科全学部319399-80
個別343363-20
医情報学科全学部289245+44
個別280211+69
医生命
システム
全学部553486+67
個別486467+19
スポーツ
健康
スポーツ
健康学科
全学部532537-5
個別709608+101
心理学部心理学科全学部509453+56
個別619537+82
グローバル
コミュ
英語
コース
全学部170193-23
個別350398-48
中国語
コース
全学部5854+4
個別132131+1
グローバル
地域
ヨーロッパ全学部268236+32
個別421386+35
アジア
太平洋
全学部146133+13
個別269215+54
アメリカ全学部12363+60
個別261147+114