令和7年度卒業生・47期生進路データ

刀根山高校の進学実績まとめ

刀根山高校は、私立大学への進学者が多く、特に追手門学院大学・近畿大学・大和大学・龍谷大学・関西大学・摂南大学などへの合格実績が目立ちます。 ここでは、学校資料をもとに、進路内訳・大学別合格者数・関関同立・産近甲龍の状況を見やすく整理しました。

※資料上の年度表記は「令和7年度卒業生(47期生)」です。ここでは、2026年春の進路実績として整理しています。
※私立四年制大学の合格者数・受験者数は、資料に「延べ人数」と明記されています。1人が複数方式・複数学部に合格している場合があるため、進学者数とは一致しません。
※「その他」は資料上の表記であり、浪人・進学準備等を含む可能性があります。

卒業者数
337名
男子163名・女子174名
進学者数
309名
進学率 91.7%
その他
26名
全体の7.7%
私立大学進学
268名
現役進学者の中心

卒業後の進路状況

区分 卒業者数 進学者数 就職者数 その他
男子 163名 143名 1名 19名
女子 174名 166名 1名 7名
合計 337名 309名 2名 26名

現役生の進学先内訳

進学先区分 一般 その他 小計 現役進学者309名に占める割合
国公立大学 4名 1名 5名 1.6%
私立大学 98名 170名 268名 86.7%
短期大学 1名 5名 6名 1.9%
専門学校 30名 30名 9.7%
合計 309名 100%

刀根山高校の特徴

  • 現役進学者309名のうち、私立大学への進学者が268名で最も多い。
  • 私立大学進学者268名のうち、一般が98名、その他が170名。推薦・総合型などを活用した進学が多い構成です。
  • 大学別の合格実績では、追手門学院大学200名、近畿大学107名、大和大学85名、龍谷大学76名が上位に並びます。

国公立大学の合格実績

大学名 合格者数 入試状況
大阪教育大学 1名 一般 1/1
滋賀大学 1名 一般 1/2
徳島大学 1名 一般 1/1
香川大学 1名 一般 1/1 ※浪人1名を含む
愛媛大学 1名 推薦 1/1、一般 0/3
琉球大学 1名 一般 1/1
京都市立芸術大学 1名 一般 1/1 ※浪人1名を含む
兵庫県立大学 1名 一般 1/2

私立四年制大学の主な合格実績

大学名 合格者数
延べ
現役 浪人 主な入試方式別結果
追手門学院大学 200名 190名 10名 指定校・総合型 7/7、公募 145/418、一般 38/429
近畿大学 107名 105名 2名 指定校・総合型 4/4、公募 54/304、一般 47/646
大和大学 85名 82名 3名 指定校・総合型 6/6、公募 39/171、一般 37/286
龍谷大学 76名 50名 26名 指定校・総合型 1/1、公募 20/217、一般 29/334
関西大学 73名 69名 4名 指定校・総合型 14/15、公募 0/1、一般 55/565
摂南大学 73名 71名 2名 指定校・総合型 1/1、公募 41/82、一般 29/62
大阪学院大学 44名 44名 0名 公募 21/24、一般 23/37
大阪産業大学 44名 44名 0名 公募 12/12、一般 32/44
武庫川女子大学 36名 36名 0名 指定校・総合型 3/4、公募 20/57、一般 13/23
大阪工業大学 34名 33名 1名 指定校・総合型 1/1、公募 29/71、一般 3/17
大阪経済大学 30名 28名 2名 指定校・総合型 2/3、公募 9/48、一般 17/81
関西外国語大学 26名 26名 0名 指定校・総合型 1/1、公募 22/61、一般 3/7

関関同立の合格実績

大学名 合格者数
延べ
現役 浪人 入試状況
関西大学 73名 69名 4名 指定校・総合型 14/15、公募 0/1、一般 55/565
関西学院大学 1名 1名 0名 指定校・総合型 0/1、一般 1/45
同志社大学 6名 6名 0名 一般 6/29
立命館大学 15名 11名 4名 指定校・総合型 1/1、一般 10/40
関関同立 合計 95名 87名 8名 関西大学が中心

産近甲龍の合格実績

大学名 合格者数
延べ
現役 浪人 入試状況
京都産業大学 3名 3名 0名 公募 3/18、一般 0/44
近畿大学 107名 105名 2名 指定校・総合型 4/4、公募 54/304、一般 47/646
甲南大学 15名 14名 1名 指定校・総合型 7/8、公募 2/28、一般 5/90
龍谷大学 76名 50名 26名 指定校・総合型 1/1、公募 20/217、一般 29/334
産近甲龍 合計 201名 172名 29名 近畿大学・龍谷大学が中心

合格者数ランキング

  1. 追手門学院大学:200名 最多
  2. 近畿大学:107名
  3. 大和大学:85名
  4. 龍谷大学:76名
  5. 関西大学:73名
  6. 摂南大学:73名
  7. 大阪学院大学:44名
  8. 大阪産業大学:44名
  9. 武庫川女子大学:36名
  10. 大阪工業大学:34名

注目ポイント

  • 進学者309名のうち、私立大学進学者が268名と大きな割合を占める。
  • 関関同立は合計95名。関西大学73名が中心。
  • 産近甲龍は合計201名。近畿大学107名、龍谷大学76名が目立つ。
  • 追手門学院大学・摂南大学・大和大学など、関西圏の中堅私大にも強い。

指定校推薦の主な進学先

大学名 掲載されている進学先学部
関西大学 法・文・商・社会・政策創造、システム理工・環境都市工、総合情報・ビジネスデータサイエンス
立命館大学 産業社会
近畿大学 経営・国際・農・理工
甲南大学 法・経営・経済・マネジメント創造、フロンティアサイエンス
龍谷大学 経営
追手門学院大学 文・経済・経営・社会
大阪経済大学 経済・経営
大阪工業大学 情報科学

まとめ

刀根山高校は、現役進学者の多くが私立大学へ進学しており、特に追手門学院大学・近畿大学・大和大学・龍谷大学・関西大学・摂南大学への合格者数が多くなっています。 関関同立では関西大学、産近甲龍では近畿大学と龍谷大学が中心です。 全体として、一般入試だけでなく、指定校推薦・総合型・公募推薦なども活用しながら、関西圏の私立大学へ幅広く進学していることが分かります。

出典:刀根山高校.pdf「Ⅰ 資料編」§1 令和7年度卒業生(47期生)の進路状況、§2 令和7年度の大学・短大(推薦・一般)合否一覧。数値は資料掲載値をもとに作成。

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公募推薦ではどうか?

公募推薦は本当に受かりやすいのか?
刀根山高校のデータから見る年内入試の現実

近年、大学入試では「年内入試」の存在感が大きくなっています。
特に関西の私立大学では、公募推薦を利用する受験生が多く、 「一般入試よりも早く合格を取れるのではないか」と考えるご家庭も増えています。

しかし、今回新たに刀根山高校の進路データを確認すると、 公募推薦は決して“楽に受かる入試”ではない ということが、よりはっきり見えてきました。

1. 刀根山高校の進路状況

まず、刀根山高校47期生の全体的な進路状況を確認します。 卒業者数は337名で、そのうち進学者数は309名です。

区分 人数 割合
卒業者数 337名 100%
進学者数 309名 91.7%
就職者数 2名 0.6%
その他 26名 7.7%

進学先の内訳を見ると、刀根山高校は私立大学への進学が中心です。

進学先 人数 進学者に占める割合
国公立大学 5名 1.6%
私立大学 268名 86.7%
短期大学 6名 1.9%
専門学校 30名 9.7%

つまり、刀根山高校では、国公立大学よりも私立大学進学が中心です。 そのため、私立大学の公募推薦・指定校推薦・一般入試をどのように使うかが、 受験戦略上かなり重要になります。

2. 刀根山高校の公募推薦はどうだったか

次に、公募推薦の結果を大学別に見ていきます。 ここでの合格率は、資料に掲載されている 「合格者数÷受験者数」 で計算しています。

大学 公募推薦 合格率
追手門学院大学 145/418 34.7%
近畿大学 54/304 17.8%
龍谷大学 20/217 9.2%
大和大学 39/171 22.8%
摂南大学 41/82 50.0%
大阪工業大学 29/71 40.8%
関西外国語大学 22/61 36.1%
武庫川女子大学 20/57 35.1%
大阪経済大学 9/48 18.8%
甲南大学 2/28 7.1%
京都産業大学 3/18 16.7%
甲南女子大学 10/16 62.5%
神戸学院大学 10/15 66.7%
佛教大学 9/19 47.4%
森ノ宮医療大学 6/16 37.5%
大阪電気通信大学 5/9 55.6%

特に注目すべきなのは、近畿大学・龍谷大学・甲南大学・京都産業大学です。 刀根山高校のデータでは、これらの大学の公募推薦合格率がかなり低く出ています。

3. 産近甲龍の公募推薦はかなり厳しい

刀根山高校の産近甲龍の公募推薦だけを取り出すと、次のようになります。

大学 公募推薦 合格率
近畿大学 54/304 17.8%
龍谷大学 20/217 9.2%
京都産業大学 3/18 16.7%
甲南大学 2/28 7.1%
産近甲龍 合計 79/567 13.9%

産近甲龍の公募推薦合格率は、合計で 79/567=13.9% です。

これはかなり厳しい数字です。 少なくとも刀根山高校のデータを見る限り、 「産近甲龍を公募推薦で年内に確保する」 という考え方は、かなり慎重に考える必要があります。

4. 近大・龍谷を公募で取るのは安全ではない

保護者の方や生徒からよく聞くのが、 「近大や龍谷を公募推薦で先に取っておきたい」という考え方です。

しかし、刀根山高校の結果を見ると、これは決して簡単ではありません。

近畿大学の公募推薦は、54/304=17.8%
龍谷大学の公募推薦は、20/217=9.2%

特に龍谷大学は、受験者数217に対して合格者数20です。 合格率は10%を下回っています。

つまり、近大・龍谷の公募推薦は、 「推薦だから受かりやすい」という入試ではなく、 一般入試前に行われる、もう一つの本番 と考えるべきです。

5. 他高校データと比較して見えること

前回分析した池田高校・北千里高校・桜塚高校に、今回の刀根山高校を加えると、 公募推薦の厳しさがさらに明確になります。

大学 池田高校 北千里高校 桜塚高校 刀根山高校 4校合計
近畿大学 64/180
35.6%
66/252
26.2%
56/413
13.6%
54/304
17.8%
240/1149
20.9%
龍谷大学 24/103
23.3%
67/278
24.1%
76/314
24.2%
20/217
9.2%
187/912
20.5%
京都産業大学 18/26
69.2%
22/60
36.7%
6/36
16.7%
3/18
16.7%
49/140
35.0%
甲南大学 13/34
38.2%
0/11
0.0%
9/62
14.5%
2/28
7.1%
24/135
17.8%
追手門学院大学 16/26
61.5%
55/97
56.7%
145/418
34.7%
216/541
39.9%
摂南大学 18/26
69.2%
31/58
53.4%
41/82
50.0%
90/166
54.2%
大和大学 17/28
60.7%
24/47
51.1%
39/171
22.8%
80/246
32.5%
大阪工業大学 9/9
100.0%
18/26
69.2%
29/71
40.8%
56/106
52.8%

4校合計で見ても、近畿大学は20.9%、龍谷大学は20.5%、甲南大学は17.8%です。 つまり、これらの大学は公募推薦であっても安全校とは言えません。

6. 指定校・総合型は有利だが、全員が使えるわけではない

刀根山高校の資料では、「指定校・総合型」が同じ欄で掲載されています。 そのため、総合型推薦だけを単独で分析することはできません。

ただし、指定校・総合型の欄を見ると、公募推薦よりも高い合格率が出ています。

大学 指定校・総合型 合格率
関西大学 14/15 93.3%
近畿大学 4/4 100.0%
追手門学院大学 7/7 100.0%
大和大学 6/6 100.0%
甲南大学 7/8 87.5%
武庫川女子大学 3/4 75.0%
森ノ宮医療大学 2/2 100.0%
※ただし、この欄には指定校推薦が含まれています。 指定校推薦は校内選考を通過して出願する性質が強いため、 公募推薦や一般入試と単純に比較して「受かりやすい」と判断するのは危険です。

正しく言うなら、 評定を取り、指定校・総合型のルートに乗れる生徒はかなり有利 です。

しかし、全員がそのルートを使えるわけではありません。 高1・高2の段階から評定を意識しておくことが重要です。

7. 一般入試と比べても、公募推薦は重要な本番

刀根山高校の一般・共通テスト系の結果を見ると、近大・龍谷・甲南は一般入試でもかなり厳しい結果です。

大学 一般・共テ系 合格率
関西大学 55/565 9.7%
関西学院大学 1/45 2.2%
同志社大学 6/29 20.7%
立命館大学 10/40 25.0%
近畿大学 47/646 7.3%
龍谷大学 29/334 8.7%
甲南大学 5/90 5.6%
追手門学院大学 38/429 8.9%
大和大学 37/286 12.9%

近畿大学を見ると、公募推薦は17.8%、一般・共テ系は7.3%です。 公募推薦の方が合格率は高いものの、それでも20%未満です。

したがって、公募推薦は「軽く受ける入試」ではありません。 一般入試前の重要な本番 として、しっかり準備する必要があります。

8. 刀根山高校のデータから見える受験戦略

刀根山高校の生徒にとって、年内入試をうまく使うためには、次のような戦略が必要です。

高1・高2では評定を軽視しない

指定校・総合型のルートに乗れる生徒は、かなり有利です。 そのため、高1・高2の段階から定期テストを大切にし、評定を取っておくことが重要です。

高3の公募推薦では、近大・龍谷だけに頼らない

近畿大学・龍谷大学・甲南大学の公募推薦は、刀根山高校のデータではかなり厳しい結果でした。 公募推薦で年内合格を狙うなら、複数大学を現実的に組み合わせる必要があります。

年内確保として検討しやすい大学

刀根山高校のデータを見る限り、比較的現実的に年内合格を狙いやすい大学としては、 次のような大学が挙げられます。

  • 摂南大学
  • 大阪工業大学
  • 関西外国語大学
  • 武庫川女子大学
  • 甲南女子大学
  • 神戸学院大学
  • 佛教大学
  • 大阪電気通信大学

もちろん、これは「誰でも受かる」という意味ではありません。 学部や方式によって難易度は大きく変わります。 ただ、近大・龍谷・甲南だけで公募推薦を組むよりも、 これらの大学を含めて出願戦略を立てる方が、年内合格の可能性は高くなります。

9. まとめ

  • 刀根山高校では、私立大学進学が中心である。
  • 公募推薦は決して楽な入試ではない。
  • 産近甲龍の公募推薦合格率は、合計13.9%とかなり厳しい。
  • 近畿大学・龍谷大学・甲南大学の公募推薦は、安全校とは言えない。
  • 指定校・総合型に乗れる生徒は有利だが、全員が使えるわけではない。
  • 公募推薦では、現実的に合格を狙う大学も組み合わせる必要がある。

今回の刀根山高校のデータを見ると、 公募推薦は「早く受けられる入試」ではあっても、「簡単な入試」ではない ことが分かります。

特に近畿大学・龍谷大学・甲南大学を公募推薦で狙う場合は、 一般入試と同じくらい本気で準備する必要があります。

年内入試をうまく使うためには、早い段階から評定を意識し、 英語・国語などの基礎学力を固め、 指定校推薦・総合型選抜・公募推薦・一般入試を一体として考えることが重要です。

推薦入試は、決して「楽をするための入試」ではありません。 正しく準備すればチャンスになりますが、準備不足のまま受けると、 貴重な受験機会を失ってしまいます。