1年前の自分へのアドバイス

「もっと早く始めていれば……」。これは、入試本番を目前にした受験生が漏らす、よく後悔です。

今回は現役生に去年の11月に戻れるなら自分にどのようなアドバイスをしますか?と質問したものをまとめました。

現在高校2年生の人は必見です。

受験において、早期スタートは単なる「有利」ではなく「絶対的な武器」です。特に英語の基礎である「単語と文法」の早期完成は、後半戦で爆発的にスコアを伸ばすための必須条件です。

去年の今頃の自分にアドバイスをするなら何と伝えるか

講師:現在は過去問演習に取り組んでおり、関西学院大学の200点満点のテストで129点という結果ですね。

受験者平均が約130点の状況です。こうした経験を踏まえ、去年の11月の自分に対して、これをやっておいたほうがいいといったアドバイスを、1年を振り返った今の視点から教えてください。

英単語と英文法の早期完成

生徒:まず伝えたいのは、 高3になるまでに2000語レベルを「完璧」にしたほうが良いです。

そして受験が終わるまで、何周も繰り返しやり続けてください。単語学習からは最後まで逃げられませんし、ずっと使い続けるものなので、早めに終わらせるべきです。

 ここでの完璧とは、単に眺めることではない。**「覚えたつもりの箇所を探し出し、穴を潰す」**ことです。早期に「終わらせる」ことで、夏以降は「維持(メンテナンス)のみ」で良いので他教科に時間を割くことができます。

英文法についても同様です。学校で配布されるVintage(ヴィンテージ)などの教材を早めに終わらせるのがいいと思います。

入塾したのは去年の秋、10月頃だったと思いますが、もっと早い段階から本格的に取り組んでおけばよかったです。単語も文法も、1周しただけでは覚えきれない部分があるため、早めに着手して何度も解きまくり、慣れることが重要です。

英語長文読解のテクニック

生徒:長文読解については、解き方の意識が大きく変わりました。

以前は最初から漫然と読み進めていましたが、塾で教わったテクニックを意識するようになってから、点数が上がり始めました。

具体的には、本文を読む前に設問の内容一致問題を先に確認することです。

これによって、何に注目して読めばいいかが明確になります。

また、語尾のチェックや、Notが含まれているかどうかの確認、比較級の表現が本当に正しいかといった細部を丁寧に見ることで、正答率が格段に上がりました。

こうしたな視点を持ち、復習を徹底することが点数に直結します。

「自分はこの読み方のほうがいい」というプライドは合格を遠ざけます。

最初は違和感があっても、先生が教える「点数を取るための型」を真似したほうがよいです

社会科目の学習戦略

日本史などの社会科目については、講義形式の参考書(実況中継シリーズなど)に助けられました。教科書だけでは歴史の流れを理解するのが難しいため、まずはこうした教材で全体の流れを掴むことが大切です。

学習が進むにつれて範囲が広くなり、覚える量も増えて大変になりますが、余裕がある時期にじっくりと読み込んで流れを把握しておけば、その後の知識の定着がスムーズになります。

  1. 流れの把握: 『実況中継』で歴史の背景を理解する。
  2. 知識の圧縮: 教科書に戻り、事実関係を整理・再確認する。
  3.  定着の確認: 「一問一答」で、知識の「穴」を即座に特定する。
  4.  文化史の補完: 対策が漏れがちな文化史は、直前期に教科書と一問一答を併用して集中的に叩き込む。

今後の展望

講師:現在の英語の得点状況を考えると、ここからは社会科目に集中して取り組める時期です。残り2ヶ月、英語の精度を維持しながら、社会でしっかりと点数を積み上げていけば合格が見えてきます。最後まで頑張りましょう。