最近、生徒たちから良く質問されます。

模試って受けた方がいいですか?
私は生徒たちに
「志望大学に合格したくば、共通テスト模試は受けるな」といつも言っています
共通テスト模試は不要
もし私がこう言ったら、あなたはどう思うでしょうか。
「いやいや、模試を受けることが経験値になる」
「模試を受ける事で試験慣れが出来る」
「自分の弱点がわかる」
以上が良く言われる生徒たちからの返答です。
多くの受験生が模試を受けるこの時期に、あまりに暴論だと感じるかもしれません。
しかし、これは単なる逆張りでも、注目を集めるための釣り文句でもありません。
関関同立、あるいは国公立大学を目指す生徒にこそ届けたい
合格への最短距離を示す「真理」なのです。
なぜ「模試が不要」なのか?―英語力を鈍らせる
結論から言いましょう。
難関大学を本気で目指す受験生にとって
共通テスト模試に時間を費やすことは、百害あって一利なしだからです。
先程の生徒たちからの質問の回答をすると
「いやいや、模試を受けることが経験値になる」
→あなた共通テストで大学に合格するつもり?私立一般受験じゃないの?
「模試を受ける事で試験慣れが出来る」
→試験慣れで不合格になる人はおらんよ!点数が足らなくて不合格になるねんから、模試行くなら志望校の過去問演習をしなさい。
(過去に関学の試験会場で真っ白になって涙が止まらなくなった生徒、緊張しすぎて制限時間30分前に終わった生徒がいましたが二人とも合格してました!)
「自分の弱点がわかる」
→模試の返却って結構先よね?それより過去問演習をしてスグに弱点を見つけた方が良くない?
以上が私がよく生徒たちにいうことです。
そもそも、共通テストの英語と二次試験や難関私立大学の個別試験で問われる英語とでは
そのレベルも質も全く異なります。
はっきり言えば、共通テストの英語は格段に「簡単」なのです。
(陸上という競技では同じかもしれないが、短距離と長距離ぐらい求められている能力が違うという表現もよく使っています。)
共通テスト模試はそれ程、一般受験とかけ離れていると思います。
また高校2年生が時々言う「模試対策をしたい!」も意味がない行為だと思います。
共通テストの難易度の低い英文ばかりを読み続けることは
あなたの英語力を確実に鈍らせる行為であり、自分の力を測定するのには適していません。
その他の模試は?
それは、共通テストよりおすすめするレベルです。この時期に高校3年が受ける意味はありません。時間の無駄です。

赤本見ても自分の弱点がどこかわかりません!
そんな私立志望の人は関学の過去問をしてください。赤本なんか買う必要ありません。
1.東進で過去問をダウンロードする
2.関学の入試課に電話して講評を貰う
これだけで、あなたの弱点がある程度わかります。
どういう事?って思いますよね。説明します
関学の講評には各問題の正答率が表記されています。これを使います。
解き終わったら自分が間違えている箇所の正答率を見て30%以下(この時期なら)なら難しいので間違えてもOK!
逆に70%を超える箇所を超えたらそれは要注意
このようにして自分の弱点を把握し
日々の勉強に力を入れる ことの方が 私は無駄がなく良いと思います。
もちろん関学を受けなくても復習はしっかりすること!
(塾でしている復習の仕方もそのうち話せたらいいですね)